2025年11月11日(火)に東京ステーションホテルで開催された、米国の先端技術調査会社「Lux Research(ラックス・リサーチ)」社(本社:米国ボストン)主催のグローバルイベント「Lux Forum Tokyo 2025」において、ピッチ登壇を行うスタートアップ企業6社に選出され、プレゼンテーションならびにブース出展を行いました。
ピッチ登壇の選抜は、「Lux Ideathon: Materials Innovation」セッションにおいて、「最先端のソリューションを開発し、マテリアルイノベーションの機会を切り拓く日本の新興スタートアップ」として選抜されたものです。

当日は、当社 ㈱CrowdChemデータサイエンティスト コンピューターサイエンスの博士であるEkaterina Gracheva(グラチョーバ・エカテリナ)が登壇しました。
ピッチでは、当社が提供するR&D基盤「LabDX」が、特許や論文、製品カタログデータを情報集約し、弊社独自のAI技術を用いてモデル構造化、従来の研究開発・材料開発・プロセス開発・検証などを可視化・効率化させ、お客様のテーマ・ゴールに沿ってモデル基盤を構築できる仕組みについて発表しました。
化学産業が抱える「情報の分断」という課題に対し、データドリブンなアプローチで解決策を提示する当社のビジョンは、会場に集まった素材・化学メーカー各社のイノベーションリーダーから高い関心と評価をいただきました。

また、当日は会場外に特設ブースを出展しました。ピッチ終了後のネットワーキングタイムには、素材・化学メーカー各社のイノベーションリーダー、研究技術担当者、新規事業開発に携わる多くの参加者にお立ち寄りいただきました。
ブースでは、具体的な活用事例や導入効果について活発な意見交換を行いました。
今回のLux Forumでの登壇・交流を通じて得られた知見とネットワークを活かし、弊社はR&D基盤『LabDX』の機能強化、導入、グローバル展開を加速させてまいります。
「Lux Forum Tokyo 2025」登壇の背景

Lux Research社は、先端技術の事業化支援やオープンイノベーションの推進において世界的な権威を持つ調査・アドバイザリー企業です。
本フォーラムは「The Future of Materials Innovation(マテリアル・イノベーションの未来)」をテーマに、大手企業のR&D責任者やイノベーション推進担当者が一堂に会する場として開催されました。
LUX FORUMとは

米国の技術系調査・アドバイザリー企業であるLux Research社が主催するビジネスイベントです。日本でも「LUX FORUM TOKYO」として定期的に開催されています。
| 「LUX FORUM」開催の目的 | 企業のR&D(研究開発)、新規事業、経営企画の担当者を対象に、最新の技術トレンドやイノベーション戦略を共有する |
| 「LUX FORUM」で扱う主なテーマ | ・脱炭素(カーボンニュートラル)、サステナビリティ ・デジタルヘルスケルス、マテリアルインフォマティクス ・エネルギー転換、循環型経済(サーキュラーエコノミー) |
| 「LUX FORUM」の特徴 | アナリストによる講演や、スタートアップ企業、大手企業のイノベーション担当者によるピッチ・議論が行われる |


